前回は、2023年最初の水星逆行と木星逆行が同じ度数を通過するということを書きました🌟
今回はその続きの、逆行が起きる度数をサビアンシンボルを元に説明をしていこうと思います⤴︎
まず、始まりは牡牛座6度「渓谷にかけられる建設中の橋」
牡牛座1〜5度では、自然に生きているだけで自分自身が生まれもった資質や豊かさを享受していたのですが、それらが失われてしまったというところからスタートしています。
失って初めて自分1人の力だけではなく他者との関わりが必要なのだと気づき、そのために行動している状態です。
今までは与えられた能力や機会を生かしてきたとしても、状況が変わってしまい、その状況を打破するために今まで関わったことのない場所やコミュニティへと行ってみようとするわけです。
ここで求められるのは、道を切り拓こうとする意欲と、他者やコミュニティと交流してみようとする行動力ですね🌟
馴れ合うためではなく、あくまでも自立のための行動です。
そうして、外部との関わりを求めているうちに今度は孤立や壁に突き当たることがあります(牡牛座7度「サマリアの女」)
そんな中で、自分と他者との違いを知ることで、自分自身が持っている強みや資質を発見することで前に進みます。
昔から好きだったことや、自然とできていたことで他者との差別化を図ることができます。
結局は、好きなこと・出来ること=才能、なんですね!
どこまで極められるかという問題は別として、何かをやってみたいと思うということは、大なり小なりそこに適性があるということです。
そして、好きなことをやっていても壁に当たって苦しくなることはありますが、そんなときは初心を思い出せばいいということです⤴︎
それを始めた頃の気持ちが、助けてくれますよってことですね🌟
そうしているうちに、今度は将来に備えることを覚えます(牡牛座8度「雪といっしょにないソリ」)
冬になったらアレが必要だから用意しておこうとか、来年は辰年だから龍グズを仕入れておこうとか、あの資格があったほうがいいから今のうちに取得しておこうとかそんな感じで、近い未来に必要なものが見えてくるようになるのです。
これにはいざというときのために備えておくことも含まれるでしょうね。
そして、いざその時が来ても自分の準備が役に立てば物事をスムーズに進めることができますし、何よりも安心感があります(牡牛座9度「飾られたクリスマスツリー」)
将来への備えや逆境への備えが出来ることで自分自身に対しての信頼を高めることができ、それが内面の強さと人生におけるゆとりをもつことへとつながっていくのです✨
こんなふうに自分への信頼と安心感を手に入れた人は今度は、他者に奉仕することができるようになります(牡牛座10度「赤十字の看護師」)
ここで自分の能力を他人に使うことで喜びを得ることができるんですね。
ここまでが牡牛座10度のストーリーです💫
次は、牡牛座11度「花に水をやる女」
自分への信頼を持ち、他者への奉仕や貢献ができるようになったところで今度は自分だけのための喜びに目を向けます。
自分の好きなこと、興味があることだけを純粋に楽しみ愛でます。
ここで感性が磨かれ、充実感を得ることができます。
これもまた、これまでに自立して自分への信頼を高め、ゆとりがあるからこそ何の不安もなく楽しむことができるんですね。
そうしているうちに、欲望が高まってきます(牡牛座12度「ウィンドウショッピングをする人々」)
あれが欲しい、これも欲しい、もっと、、、いろんなものに目移りして購買意欲が止まることがありません😥
そして欲望の赴くままにしておくと、その次は対価を支払う番になります(牡牛座13度「荷物を運ぶ男」)
なんでも欲しいものを手に入れた代償として、ハードワークをこなさなければならない状況になってしまいました。
そこで初めて、自分の欲と働き方のバランスを取ることを覚えるわけです(牡牛座14度「模索している貝殻と遊んでいる子供たち」)
どのくらい働いて、どのくらい欲しいものを手に入れれば、穏やかに満足して過ごせるのかといった自分のワークライフバランスをここでは知ることになります🍀
一度自分の欲望との付き合い方を覚え、どれくらい働くことができるのかを知ったならば、あとはこれまでに得た自分への信頼と持っている資質を活かして必要な対価を得ていけばいいだけです(牡牛座15度「マフラーと粋なシルクハットを身につけた男」)
ここまで来た人はたとえ逆境にあっても自信を持って進んでいくことができ、この物質社会を生き抜くことはもう難しい問題ではなくなっているはずです。
そして、今回の水星と木星の逆行期間の終わりというか始まりでもある牡牛座16度のサビアンシンボルは「神秘を暴露するために空しい努力をする年をとった男」です。
物質次元における豊かさについては一段落したからでしょうか、ここからの5度では内なる自分や精神性の探究を始めます。
この牡牛座16度は、既存のことや平凡なことに興味をなくし、未知のことへの興味が高まっている度数です。
今までの当たり前から脱却し、発想の転換や革新的な考えをしていく度数ですが、どうにも頭が凝り固まっていてうまくいきません。
この探究は先に進んでいくことで高い視点を手に入れることができるのですが、16度の地点ではまだ叶いません。
今回、水星と木星がこのポイントで逆行を始めるのは、この先に進む前にとりあえず15度までを整えてほしいということでしょうね。
ただし、16度の持つ、既存のルートややり方への批判的思考をもった上で、15度から6度までを見直してね、ってことだと思います。
物質的な豊かさへの課題があると思っている人もそうじゃない人も、風の時代仕様にアップデートできるようにエネルギーを届けてくれるんですね☺️
そして牡牛座15度というのは、現実化のエネルギーをもつブルズゲートとも言われているポイントでもあります!
まずは現実世界で豊かになること✨豊かになる力を手に入れること!それが優先事項ってことですね⤴︎
金銭的な不安や生活の不安から解放されて、軽やかな気持ちで風の時代の上昇気流に乗って行こうという宇宙のお誘いなのでしょう😊
面白いことに、水星と木星の逆行が始まるときのホロスコープにも共通点があり、水星逆行の日は水星と月がキレイにコンジャンクションしていて、木星逆行の日もまた木星と月がオーブ約2度でコンジャンクション!
地球は月下界とも言われて、月は宇宙のエネルギーをわたしたちに届けてくれるポータルの役割も果たしてくれているんですよね。
そんな月がコンジャンクションしているということは、水星と木星のこのポイントを通過するエネルギーをダイレクトに地上に届けてくれてるってことですね😳
木星逆行の日に至っては、木星と水星がトラインで結ばれており、先にそのポイントで逆行した水星が木星をサポートしてくれているようです🌟
そこまでして強調してきてるわけですから、物質的な豊かさを実現してねという宇宙の期待に応えないわけにはいかないですよね。
今回の水星逆行は金環日食の翌日の4月21日から、5月15日までとなっています💫
期間の始まりの前日には金環日食、終わりの2日後には木星が牡牛座に入るというタイミングになっています。
蠍座の満月や月食は豊かさや財運がテーマでもありますし、今回は牡牛座ドラゴンヘッド期最後の月食でもあるので貴重です⤴︎
シャドー期間は4月7日から逆行期間を挟んで6月1日までです。
この期間中に物質的な豊かさを実現するヒントやチャンスが訪れる可能性は高いので、注意深く過ごしてみてください😊
また、紹介したサビアンシンボルの中で自分の中に欠けている部分がないか見直してみたり、今後の行動の計画を立てたりするのもオススメです🌟
ここまで今年最初の水星逆行の内容でした⭐️
今年は木星が牡羊座から牡牛座に滞在するからか、この2つのサインが至るところで強調されているようですね!
今年は牡牛座のルーラーである金星も逆行するのですが、その期間は7月23日から9月4日まで。
9月4日は木星逆行が牡牛座で始まる日ですよ?
まるでバトンタッチするように逆行が始まるとは、、やりすぎじゃないですか?😅
金星は当然、豊かさとか楽しさとか牡牛座と同じテーマがありますし、木星も牡牛座にいて幸運とか豊かさを表現しているわけですからね。
その2つの惑星が続けて逆行するなんて😳
豊かさへの見直し期間っていうことでしょうね✨
わたしもこれを機にしっかり見直していきたいです😊
ということで、個人的にも今年の牡牛座のエネルギー流れを受けて、宇宙の期待に沿えるよう整えていこうと思います⤴︎
最後までお読みいただきありがとうございました☺️👋